ShaderGraph小技 : UVの可視化
はじめに
3DモデルのUVが正しくなっているのか不安になることってありますよね。
今回は自分が普段使っている、3DモデルのUVに色を付けて確認するテクニックを紹介したいと思います。
テクニック1 : UVのX成分の値を指定してを色を付ける
UVのX成分の数値を指定して、色を付ける方法を紹介します。
https://gyazo.com/131b7b9f408c2e8ab0f8e901c4897cc0 https://gyazo.com/c5aac8628aa9ba16aff948bfa161a140
考え方
以下の不等式を満たす部分に色を付けることを考えます。
$ 色を付けたいUV値 - 小さな値 < UVのX成分 < 色を付けたいUV値 + 小さな値
これは以下のように書き換えることもできます。(不等式の各項から色を付けたいUV値を引きます)
$ - 小さな値 < UVのX成分 - 色を付けたいUV値 < 小さな値
絶対値absを使うともっとシンプルにできます。
$ abs(UVのX成分 - 色を付けたいUV値) < 小さな値
実際に組んだシェーダーグラフ
これをシェーダーグラフで組むと、以下のようになります。
https://gyazo.com/ba2d7ad5e77d931832d17153935c3d56
シェーダーグラフのプロパティは以下のようになっています。
https://gyazo.com/74d3400277a99f81c16de118c1e91d39
テクニック2 : UVのY成分の値を指定してを色を付ける
https://gyazo.com/14a758fc4eb5f2ff2a1be00958386419
Y成分を可視化したい場合、X成分の代わりにY成分を接続します。
https://gyazo.com/98af837909980be8026319802d8baa25